ロースクール留学の出願で最も重要なものの1つがエッセイです。
幸いなことに、各校ごとに異なる内容のエッセイを書かなければならないビジネススクールとは違い、多くのロースクールではだいたい同じような内容を書くことが求められています。なので、まずコアとなる部分を作成して、それを各校ごとにアレンジしていくという流れが一番よいと思います。
コアとなる部分については、レジュメと同様に、「大学院留学のためのエッセーと推薦状―ビジネススクール、ロースクール出願完全ガイド」を参考にしながら、自分がロースクールを目指す目的や必要性などを論じていきました。また、「Essays That Worked for Law Schools: 40 Essays from Successful Applications to the Nation’s Top Law Schools」、「Law School Essays that Made a Difference」、「Essays That Will Get You into Law School」などの洋書も参考にしました。
さらに、自分の場合は、そのドラフトを英会話教室の先生に見てもらってブラッシュアップしていきました。
TOEFLのエッセイでも同じでしたが、このようなエッセイでは、各パラグラフの第1文が「命!」です。いわゆるトピックセンテンスというものですが、その段落に書くことのすべてを端的に表していて、かつ、読み手にインパクトのある文にすることが重要なようです。
この一文を考えるのが一番難しく時間がかかったような気がします。
私は、最終的なドラフトができた段階で、EssayEdgeという有料サービスでネイティブにチェックしてもらいました。やはりネイティブにチェックしてもらうと安心できるのですが、ちょっと高いですね。。。
各校へのアレンジですが、単に学校名を変えるだけではなく、その学校の特徴に合わせて文章を追加したり表現を変えたりした方がよいと思います。例えば、学校のカリキュラム、専攻分野、講師陣、立地条件などから「なぜその学校を選ぶのか」というのを述べるといいと思います。どこの学校にも通用するエッセイはインパクトがありませんからね。
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